HDDやSSDなどのデバイスが故障してしまい、大切なデータを復旧したいと思ったとき、どんな業者に依頼すべきか悩むこともあるでしょう。
その際、一つの判断材料として目にするのが「データ復旧率」です。しかし、データ復旧率が高いからといって、必ずしも依頼する業者の腕がいいとは限りません。本記事では、「データ復旧率」について詳しく解説し、適切な業者選びのポイントをお伝えします。
「データ復旧率」とは、壊れたデバイスからデータを取り出すことに成功した割合のことを言います。
しかし、この「データ復旧率」には、法律や基準によるはっきりとした定義がないため、業者によって計算方法が違うことが現状です。
あくまでも、データ復旧率は参考程度にすることをおすすめいたします。
いずれの場合も、復旧率が9割であったとしても、具体的にどれだけのデータ量から復旧をさせることができたのかの 定義がされていなければ、わからず、業者にとって都合の良い表記が可能となってしまいます。
また、これらの問題点として、復旧作業の難易度が考慮されていない点も注意が必要でしょう。
決して、純粋な復旧率だけで比較をした場合に、数値が低かったとしても、障害レベルの高い依頼を行っている業者の方が、技術力を高いと評価することもできます。
日本データ復旧協会では、「データ復旧率」にめぐる依頼者とのトラブルを減らすことを目的に、ガイドラインを策定しています。
こちらのページでは、「日本データ復旧協会のガイドライン」を紹介しているので気になる場合はぜひご確認ください。
データ復旧率だけでなく、以下のポイントも考慮して業者選びを行いましょう。
以前、データ復旧の依頼をした人や法人の口コミや評価は、その業者の対応力を見る上で、参考となるでしょう。
また、口コミだけではなく、公式サイトなどでご自身の場合と似たようなケースの復旧事例がないかも確認するといいでしょう。
自分が復旧したいメディアに業者が対応をしていなければ、依頼をすることができません。業者がどの機器に対するデータ復旧を行っているのかを確認することは必須です。
データ復旧にかかる報酬体系は、データ復旧が成功した際に支払いが発生する「成功報酬型」や依頼内容によって、費用が決まっている場合などデータ復旧業者によって変わります。復旧が成功した際に支払う「成功報酬型」であれば、万が一データのリカバリーが出来なかった時にも余計な費用を支払う必要がないため安心といえるでしょう。
データ復旧は回数を重ねるごとに成功する確率が下がってしまうものです。そのため、何度も失敗をすることができません。その点ISOなどの品質規格を満たしている業者であるかどうかは選び方のポイントということができます。
データ復旧は、復旧を試みようと試せば試すだけ失敗のリスクが高まります。
本サイトでは、「健全」「専門」「高品質」の3つの観点からおすすめのデータ復旧業社を紹介しています。
データ復旧を依頼する業者を探す際には、ぜひ参考になさってください。
データ復旧を依頼する際に、「データ復旧率」が高い業者を選ぶことが必ずしも最善の選択ではありません。業者によってデータ復旧率の算出方法が異なるため、他のポイントも考慮して業者選びを行いましょう。
実績や評判、対応デバイスの種類、料金体系、サポート体制、セキュリティ対策などを検討することが重要です。
データ復旧は大切なデータを取り戻すためのプロセスです。慎重に業者選びを行い、安心してデータ復旧を任せられる業者を見つけましょう。
2022年5月調査時点でデータ復旧協会に所属する14社の中から、データに関する専門業者であり、サービス運営・マネジメントに関わる国際規格(ISO9001、ISO27001のいずれか)を取得している3社について詳しく調査しました。
データ復旧の依頼を考えている方はぜひ参考になさってください。
オールメディア・フォーマットで
成功報酬&迅速対応を実現
引用元:アドバンスデザイン公式HP
(https://www.a-d.co.jp/datarecovery/agt/dr1168313/)
※参照元:アドバンスデザイン(https://www.a-d.co.jp/datarecovery/agt/dr1163113/)
障害の種類や程度に応じて
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引用元:A1データ公式HP
(https://www.a1d.co.jp/)
動画復元・修復において
固定料金で対応
引用元:データレスキューセンター公式HP
(https://www.rescue-center.jp/)