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費用相場は?

本当に信頼できるデータ
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ここでは、データ復旧の費用相場について解説します。データ復旧の依頼を検討されている方はぜひ参考になさってください。

データ復旧費用の相場

HDDのデータ復旧には「論理障害」と「物理障害」があり、一般的には費用においてもこの2種類と、「障害の程度」によって決まります。

HDD復旧費用の相場としては、以下のとおりです。

費用相場 軽度 中度 重度
物理障害 4~12万円 10~40万円 20~70万円
論理障害 3~6万円 5~10万円 10~25万円
軽度 物理障害 4~12万円 論理障害 3~6万円
中度 物理障害 10~40万円 論理障害 5~10万円
重度 物理障害 20~70万円 論理障害 10~25万円

参照元:データ復旧サービス公式HP(https://www.livedata.jp/technical-documents/detail.html?id=7)

また、重度の障害の場合には、さらに料金が追加でかかってしまうこともあります。

データ復旧業者に問い合わせするときは、まず見積もりを取ってもらうようにしましょう。しかし、中には診断費用を請求されることもあるため、何社か比較した上で決めるようにするのが良いでしょう。

メディアごとの費用相場

ここでは、復旧対象となるメディアごとのデータ復旧の費用相場を紹介します。

「データ状況」ごとに料金は大きく異なるので、詳細を知りたい場合は各専門業者に問い合わせを行って頂ければと思います。

外付けHDD

論理障害は内部のシステムに起因するデータ障害なので目視で確認することができません。

そのため、具体的な費用を知りたい場合は、専門業者に問い合わせするのがよいでしょう。

一方、物理障害は外付けHDDの本体自体が損傷を受けたり、水濡れしてしまった場合です。

基板破損など軽い障害の場合は、7万円~10万円ほどの費用になります。

一方、HDDの水濡れや本体の破損など重度障害の場合は、20万円から60万円ほどかかるケースもあります。

NAS

NASのデータ復旧が必要になるケースは、下記のような症状の場合です。

NASを起動することができず、データの移行が難しい場合はデータ復旧を行う必要があります。

NASのデータ復旧費用はHDD単機モデルか、RAIDモデルかで変動します。

TeraStation・LinkStation・LAN DISKなど内蔵ハードディスクが1台の単機モデルの場合、RAID構成よりも安価にデータ復旧を依頼することが可能です。

一方、複数台のHDDによるRAID構成の場合は、70,000円からデータ復旧をできるケースが多いです。

NASのデータ復旧費用もHDDの構成や症状によって大きく異なるため、不具合に気付いたら早急に専門業者に問い合わせするのがよいでしょう。

SSD

SSDのデータ復旧は、構造が複雑で高い技術力が求められるため高額になるケースが多いです。

また障害の軽度、重度の判断は各社の独自基準が設けられています。

費用相場はSSD内のデータが読み込めない、アクセスできないなどの軽度障害の場合は33,000円から復旧が可能です。

一方、データを上書きしてしまった、水没や落下による損傷を受けたなど重度障害の場合は70,000円以上かかるケースが多いです。

SSDのデータ復旧は会社の技術力に依存して料金や日数が変わるため、技術力の高い専門業者に問い合わせするのがよいでしょう。

USBメモリー

USBメモリーの障害の程度判断も会社によって異なります。

接続時に「フォーマットしてください」と表示される障害や、USBは認識してるもののアクセスできない場合などは軽度障害と見なされる会社が多いです。

このような軽度論理障害の場合は、10,000円から対応してくれる会社が多いです。

一方、物理的にNANDメモリを取り外しての作業が必要な場合や、アルゴリズム解析が必要で開封解析検査を行う場合は30,000円以上かかってしまうケースが多いです。

SDカード

SDカードを認識してデータの読み込みができないなど軽度のデータ復旧料金は、1万円からが相場です。

一方、機器がSDカードを認識できない場合は重度の論理障害や、物理障害が起こっている可能性が高いです。

このような場合は、3万円以上のデータ復旧費用がかかるケースが多くあります。

またSDカードのデータ復旧は、データ容量によっても異なるため詳しい料金を知りたい場合は専門業者に問い合わせするのがよいでしょう。

光メディア

光メディアのデータ復旧は、大きく分けて2つあります。

「アクセスできません」と表示される論理障害と、本体が割れてしまう、ディスク面に傷がついてしまう物理障害です。

「アクセスできません」「巡回冗長検査(CRC)エラー」などのメッセージが出る、認識するが容量が正しく表示されないなど、軽度の論理障害の場合は33,000円からデータ復旧に対応してくれる会社が多いです。

この場合、簡易ツールで短時間に処理できる可能性が高いことから物理障害や重度の論理障害に比べて費用を抑えられます。

一方物理障害の場合は、要問い合わせと記載している会社が多い傾向にあります。

重度の論理障害や物理障害の場合、手動で専用ツールを使ってデータ復旧をする必要があったり、研磨作業をする必要があるので高額な費用がかかるケースが多いです。

データ復旧料金の仕組み

データ復旧料金は、主に「データ復旧業者が持つ技術力」「データの障害レベル」「記憶装置の状態」によって細かく変わってきます。

そのため、「これはこれ」という風に、一律に料金を決めることができない実態があります。 一般的な感覚からすると「高い」と感じられる人も多いようです。

ですが、すべてが高額というわけではなく、データ復旧料金に幅があるというのが、本当のところではないかと思います。

上記の料金表でもあったように、障害が軽度であれば安い金額で復旧できます。 対して障害が重度だと、軽度に比べると必然的に数倍の料金がかかることがあります。

料金が高くなる理由としては、やはり「技術力と手間・時間を要する」「資材が必要になる」などが挙げられます。

要するに「料金に幅がある」ということは、「選択肢が多い」ということになります。 「論理障害」も「物理障害」も、それぞれ千差万別の症状があります。どこが壊れていてどういった問題があるのかを特定しなければ、どう対処すべきかが決まらないため、料金も決まらないというわけです。

データ復旧業者の料金形態

定額料金制

定額料金制は、障害レベルごとに一律で料金が決まっているものです。全額があらかじめ分かっているので、予算に応じた依頼が可能となります。SSD復旧を始めて依頼する場合は、費用があらかじめ提示されているため安心感があるでしょう。

定額料金制では格安プランを提示していることもありますが、これは市販の復旧ツールを利用するなど簡易的な作業が行われるだけという可能性もあります。技術レベルが低く、満足した結果が得られないこともあるでしょう。重度の障害は依頼を断られてしまうこともありますし、大きな追加料金を請求されることもあります。他社と比較して格安すぎる業者は避けた方が良いでしょう。

また障害レベル問わず一律で料金を設定している「一律料金制」を採用している場合、低レベルで簡易的な作業のみしか行っていない可能性が高いと考えてください。復旧作業は、SSDの容量、障害レベルなどによりかかる時間や必要となる技術などが大きく異なりますから、一律で料金を算出・請求するのは適切ではありません。一律料金制が採用できているのはコストのかからない作業のみに対応していると考えることもできるのです。

障害レベルが重くなると外注されてしまう、適切な処置が行われずかえって状態が悪化してしまうリスクがあるということを覚えておきましょう。

成功報酬制

機器の復旧作業を行い、その成果によって料金を決定・請求するのが成功報酬制です。復旧に失敗したら費用がかからないため安心して依頼できるのがメリットです。

成功報酬制の場合、依頼を受ける前に機器の状態をチェックし、おおよその復旧料金が提示されます。診断や見積もりを無料でしてもらうことができれば、余計な費用を支払う恐れがないのでおすすめです。

ただし、成功報酬制の場合は診断・見積もりが出るまでデータ復旧にかかる費用を知ることはできません。また、成功報酬制を採用している業者すべてが技術力が高いとは限らず、成功報酬制かつ復旧率の高い業者を選ぶことが大切です。

復旧率を公開していない業者は、簡易的な作業しか行えない可能性があります。また、逆に技術力が伴わないことで診断後に復旧を断られることもあるでしょう。

業者によって
相場が異なる理由

依頼する業者によって費用が変わってくる理由は大きく分けて下のふたつです。

1.技術力が違うから

データ復旧業者によって、スタッフの技術力は違います。

そのため、高い技術を身につけているスタッフが数多くいる業者なら、データ復旧作業にかかる時間は短くて済みます。

対して、技術力のないスタッフばかりの業者では作業にかかる時間がどうしても長くなり、その分の人件費がかかってしまい、費用は跳ね上がる、ということになります。

2.設備・体制が違うから

相場よりも費用が高い傾向にある業者は、クリーンルームなどの設備が充実しているところが多いです。

しかし、設備が揃っているから高度なデータ復旧ができるのかと言えばそうではなく、やはり技術が必要となります

また、作業を外注しているという業者も存在します。外注費用も別で発生するため、その分料金が高くなります。どういった業者を選べばいいのか迷うこともあると思いますが、そんなときは、会員の技術レベルの向上を目指している日本データ復旧協会(DRAJ)の会員である業者を選ぶことをおすすめします。

本サイトでは、「健全であること(DRAJ会員)」「専門であること(中度以上の障害レベルにも対応できる技術力)」「高品質であること(国際規格に則ったサービス運営・マネジメントを提供している)」の3点に着目し、本当に信頼できるデータ復旧業社を紹介しています。データ復旧を依頼する業者を探す際には、ぜひ参考になさってください。

データ復旧の費用をなるべく安く抑えるには

データ復旧の費用を抑えた形で業者に依頼したいと考える場合には、データトラブルが発生した時には自分で余計な作業を行わずに、すぐに業者に依頼することがポイントです。自分で作業を行ったがために復旧が難しくなって余計に料金が加算される可能性もゼロではないためです。

また、「特急サービス」を用意している業者もありますが、このようなサービスを使用しないことも復旧にかかる料金を抑えるコツといえます。もちろん急ぎの場合にはサービスを利用しても差し支えありませんが、その分の料金が上乗せされる点はあらかじめ認識しておきましょう。

さらに実績の多い信頼できる業者に依頼する点も、料金を抑える方法のひとつといえます。悪質な業者を避けることによって、適正な料金でのサービスを受けられます。

費用を抑えるためにやってはいけない対応

まず、データにトラブルが発生した際には復旧ソフトを試したりせずにすぐに業者に依頼することがポイントです。これは、パソコンのデータは表面上消えてしまっているように見えても、実はHDDやSSDの奥底に残っているケースがあるため。もし余計な作業を行ってしまうと、新たなデータで上書きされてしまうなどでデータの復旧が難しくなってしまいます。

同様に、電源のON/OFFもせずにできるだけ早く依頼することがおすすめです。とにかく余計な作業は行わずに、すぐに業者に連絡をするようにしましょう。

費用を抑える依頼のポイント

費用を抑えるためには、信頼できる業者に依頼することもポイントのひとつであると上記でご紹介しています。このような信頼できる業者を選ぶには、業者選びのポイントを押さえることが大切です。

依頼をする場合には料金だけを見るのではなく、これまでの実績やサービス運営・マネジメントに関わる国際規格(ISO9001、ISO27001のいずれか)を取得しているかなどを確認すると良いでしょう。信頼できる業者にデータ復旧を依頼することが、適正料金での復旧につなげられます。

悪質業者には要注意

SSDの復旧業者の中には、高額な請求を行う悪質業者も存在します。また、依頼しても復旧してくれない「低復旧率」の業者も良い業者とは言えません。

悪質業者を見極めるために、次の3つのポイントを押さえておきましょう。

見積もりでは対応可能な範囲内の作業から計算していきますから、見積もり時点では低い価格になることがあります。しかし、障害が重ければ対応できず復旧できないこともあるのです。かっくやすプランをうたっている場合、軽度な障害のみしか対応できない、診断費用や追加費用、特急料金といった費用をどんどん上乗せしてくるような恐れもあるでしょう。

また、HPで対応可能機器、対応実績、料金形態などの情報が掲載されていない業者も危険です。最低限、以下の情報が掲載されているかを確認してください。

これらの情報を確認することで、技術者の経験や実績を知ることが出来ます。

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2022年5月調査時点でデータ復旧協会に所属する14社の中から、データに関する専門業者であり、サービス運営・マネジメントに関わる国際規格(ISO9001、ISO27001のいずれか)を取得している3社について詳しく調査しました。
データ復旧の依頼を考えている方はぜひ参考になさってください。

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引用元:アドバンスデザイン公式HP
(https://www.a-d.co.jp/datarecovery/agt/dr1168313/)

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