データを持ち運ぶのに便利なUSBですが「雨で濡れてしまった」「ポケットに入れたまま洗濯してしまった」「飲み物をこぼしてしまった」など、大切なデータが入っているUSBを水没させてしまった経験がある人もいることでしょう。
ここでは、水没させてしまったUSBをそのまま使用することのリスクや、水分を抜く方法、注意点についてまとめています。
USBを頻繁に利用する人は、いざという時に役立つのでぜひ参考にしてください。
結論からいうと、水没したレベルによってはUSBをそのまま使うことが可能です。
差込口にキャップが付いているものや、外部への破損がなければ内部にまで水が浸入していないことがあるからです。
ただし、これは見た目で判断することが難しく「一か八かで使用してみたらデータが消えてしまった」ということも十分に起こり得ます。
また、水分を含んでいる状態で使用することで、USBだけではなくパソコンまで影響を及ぼす可能性も懸念されます。
水分を取り除いた状態で使用すれば復旧できることもありますが当然推奨されていないため、水没したUSBを使用して万が一故障やデータをロストしても自己責任です。
このように、さまざまなリスクが伴うので最低限の対処を行ってから使えるか確認するようにしましょう。
仮に使えたとしても後から故障してしまう可能性もあるため、そのまま使用し続けず、バックアップを取って別のUSBにデータ移行することをおすすめします。
水没してしまったUSBの水分を抜くことで、復旧できる確率が高まります。
ここでは、代表的な方法を4つ紹介します。
風通しの良い場所で自然乾燥させる方法です。
「陽の当たる場所の方が乾きそう」と考えてしまう人もいますが、こちらは御法度です。
陽の光による熱によって故障してしまう恐れがあるので注意しましょう。
水没のレベルにもよりますが、数日から1週間ほどの期間が目安となります。
「冷蔵庫で乾燥乾燥できるの?」と意外に感じられるかもしれませんが、
冷蔵庫は水分の多いものを入れるので、中に湿気が溜まらないよう外に出す仕組みがあります。
水没したUSBを入れることで、中に溜まっている水分を乾燥させることに期待ができます。
密閉できる容器に乾燥剤と一緒に入れて乾燥させる方法です。
容器の中が乾燥剤によって乾くので、USBの水分を抜き取る効果が期待できるでしょう。
また、乾燥剤の代わりに重曹の利用や、スマートフォン用の乾燥剤も活用できます。
蓋つきの無水エタノールの容器にUSBを入れ、密閉して乾燥させる方法です。
アルコールは揮発性が高いので、USBの水分を抜き取る効果が期待できます。
無水エタノールを利用する際には、密封しなければ意味が無いので必ず蓋つきのものを利用しましょう。
大切なデータが入ったUSBが水没してしまった際、中身が無事かどうか慌てて確認してしまう人もいることでしょう。
その際、最も注意しなければいけないのが、水分をきちんと拭き取らずにパソコンに差し込んでしまうことです。
先にも解説したように、USBやパソコンに水分は天敵であり、電気をよく通す水分を含んだ状態で差し込んでしまうとショートしてデータが消えてしまう可能性があります。
また、早く乾かしたい気持ちからドライヤーを使おうとするのも注意が必要です。
温風を当ててしまうと熱によって故障してしまう恐れがあるからです。
間違った対応をしてしまうと復旧できる可能性も摘み取ってしまうことになるので、対応には十分に気を付けましょう。
どうしても失うことができないデータであれば、データ復旧業者に相談してみることもおすすめです。
水没したUSBは、電気を通しやすい水分を抜き取らずに使用すると、データを壊してしまうリスクがあります。
そのため、水没させてしまったら、乾燥させてからデータの状態を確認するようにしましょう。
また、水を抜き取る作業においても、ドライヤーの温風や乾燥機を利用すると、熱によって故障してしまう可能性があるため注意が必要です。
このように、大切なデータを復旧させる際に誤った対応をすると、復旧できる確率を下げてしまいます。
どのように対応するか悩んだ際には、データ復旧業者に確認するのも方法のひとつです。
当サイトでは、おすすめのデータ復旧会社を紹介しているので、業者選びに悩んだ際にはぜひそちらも参考にしてみてください。
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