ここでは、違法ダウンロードデータの復旧を依頼できるかについて解説します。
パソコンやHDDのデータなど、突然のトラブルはつきものです。そんなときはデータ復旧業者に依頼するのがおすすめの方法ですが、違法ダウンロードデータが入っている場合、復旧を依頼できるのか気になる人もいるでしょう。
結論としては、違法ダウンロードデータが入っている状態でデータ復旧を依頼することはおすすめしません。そもそも違法データを所持していること自体、処罰の対象となります。
また、データ復旧業者は、修理したHDDに違法ダウンロードデータが入っていたとしても、法に触れることがないよう、依頼者に復旧依頼書への署名・捺印を求めます。これは依頼者側にデータの所有権があると保証してもらうためです。
依頼内容が、法令に違反する内容などによって取得されたデータの復旧であることがわかった場合、契約解除する旨を利用規約に記載している会社も多いです。そして、最悪の場合は賠償や懲役の対象となります。
このような状態に陥らないためにも、そもそも違法にダウンロードしたり、違法にアップロードされている作品を鑑賞したりするのはやめましょう。
健全性の高いデータ復旧サービスを提供するデータ復旧業者として、日本データ復旧協会(DRAJ)というものが存在します。
日本データ復旧協会は、悪質なデータ復旧業者の詐欺被害にあわないこと・顧客が安心してデータ復旧サービスを利用できるように正しい情報を提供することなどを目的としている協会です。データ復旧業界の健全化に向けた取り組みを行っており、所属しているデータ復旧会社は信頼性があるといえるでしょう。
本サイトでは、「健全であること(DRAJ会員)」「専門であること(中度以上の障害レベルにも対応できる技術力)」「高品質であること(国際規格に則ったサービス運営・マネジメントを提供している)」の3点に着目し、本当に信頼できるデータ復旧業社を紹介しています。データ復旧を依頼する業者を探す際には、ぜひ参考になさってください。
データ復旧にかかわる法律としては、主に「著作権法」「個人情報保護法」「児童ポルノ法」が挙げられます。こういったデータがHDD内にあるのに、データトラブルなどの原因で業者にHDD復旧を依頼すると、違法なデータだと判明した時点で契約が解除されるなど依頼を受け付けてくれない場合があります。
知的財産権の1つ「著作権」の範囲や内容について定められた法律で、違法データの著作物としては、違法にダウンロードされた動画や音楽、アニメ・映画、ソフトなどが挙げられます。
また、違法にダウンロードされた動画や音楽、アニメ・映画などを鑑賞する行為も著作権侵害となりますので注意が必要です。その作品が違法なものではないか確認したうえで鑑賞するようにしましょう。
個人の情報の保護を目的に作られた法律で、どちらかと言うとHDD復旧業者を規制するためのものですが、もし依頼者が個人情報を違法に集めていた場合などは、違法データとなる可能性があります。
正式名称は「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」で、18歳未満の男女の被写体、わいせつな写真・動画、データなどが対象になります(アニメ・マンガは対象外)。
こうした違法データは、提供・陳列・製造・運搬・輸出入だけでなく、所持していること自体が処罰の対象となっていますので、不用意に情報を扱わないようにしましょう。
2022年5月調査時点でデータ復旧協会に所属する14社の中から、データに関する専門業者であり、サービス運営・マネジメントに関わる国際規格(ISO9001、ISO27001のいずれか)を取得している3社について詳しく調査しました。
データ復旧の依頼を考えている方はぜひ参考になさってください。
オールメディア・フォーマットで
成功報酬&迅速対応を実現
引用元:アドバンスデザイン公式HP
(https://www.a-d.co.jp/datarecovery/agt/dr1168313/)
障害の種類や程度に応じて
豊富なメニューをラインアップ
引用元:A1データ公式HP
(https://www.a1d.co.jp/)
動画復元・修復において
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引用元:データレスキューセンター公式HP
(https://www.rescue-center.jp/)