ここでは、サーバーのリビルドに失敗した場合の原因や対策、注意点を解説します。トラブルが発生した際には、こちらを参考にして適切な対応ができるようにしましょう。
NASやサーバーなどで使われるRAIDですが、構成するディスクの1つが壊れた場合、新しいHDDに取り換えてリビルド作業を行うことでデータを復旧・再構築することができると言われています(※)。
しかし、リビルドをするのはHDDに大きな負担がかかるため、状態によっては症状を悪化させたり、リビルドに失敗してしまったりすることもあるので注意が必要です。
構成されたディスクは同時期に作られている場合が多いので、1つが壊れると同じように他のディスクまで壊れてしまうことや、リビルドがいつまで経っても終わらないといった症状が現れることがあります。
最悪の場合は、リビルドに失敗し、元々設定していたRAID情報とは違う情報に設定されるなどして、データが消えてしまうというリスクがあることも把握しておきましょう。
※参照元:安心安全安価データ復旧サービス公式HP(https://3adata.jp/blog/raid-rebuild)
リビルドに失敗した原因としては、HDDの物理的な故障以外にも、RAID情報の異常やファイルシステム障害が原因となることもあります。
RAID情報の異常は、リビルドを実行したことにより、RAIDが再構築され、違うRAID情報に設定されてしまったことによるトラブルです。実行したはずのリビルドが正常に行われないままとなっていて、HDDにアクセスできなくなっている状態に陥ってしまった場合、サーバーのリビルドに失敗してしまったことを疑ってみましょう。
リビルドに失敗してしまった場合、データ復旧ソフトを活用することでトラブルを解決できる可能性があります。
ただし、復旧ソフトで復旧できる範囲には限りがあること、さらに余計な負荷をかけることにもつながる可能性があるということを理解しておきましょう。そのため、障害の程度がわからない段階でのデータ復旧ソフトの使用は避けた方が良いでしょう。
また、データ復旧ソフトの使用などにより自身でデータ復旧を行う場合、上手く復旧を行えない場合もあります。そのため、本当に失いたくないデータの復旧や緊急性の高いトラブルの場合は特に専門のデータ復旧会社へ相談することをおすすめします。
リビルドに失敗した段階で電源を落とし、データを失ってしまう前にプロの業者に判断してもらいましょう。
RAIDのリビルドに失敗した際、電源のオン/オフを繰り返すことは非常に危険です。
HDDの部品が故障しているなどした場合は、さらに悪化させてしまい、データが取り出せなくなる可能性が高まります。サーバーのリビルドに失敗してしまった場合は、電源を落としてデータ復旧会社に相談しましょう。
本サイトでは、「健全であること(違法ダウンロードによるデータを保持しているメディアの復旧を行わない・データ復旧成功率を謳う広告を出さない・成果報酬型の料金システムの採用)」「専門であること(中度以上の障害レベルにも対応できる技術力)」「高品質であること(国際規格に則ったサービス運営・マネジメントを提供している)」の3点に着目し、本当に信頼できるデータ復旧業社を紹介しています。データ復旧を依頼する業者を探す際には、ぜひ参考になさってください。
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引用元:アドバンスデザイン公式HP
(https://www.a-d.co.jp/datarecovery/agt/dr1168313/)
※参照元:アドバンスデザイン(https://www.a-d.co.jp/datarecovery/agt/dr1163113/)
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引用元:A1データ公式HP
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