データ復旧業者に関するよくある質問

データ復旧を依頼する際、聞きたいことがたくさんある人もいるでしょう。ここでは、よくある疑問や質問をまとめてみたので参考にしてみてください。

データ復旧はなぜ可能？

「誤って消してしまった」などの理由から起こるデータのトラブル。そもそもデータは、HDDに内蔵されている記憶装置「プラッタ」に記録・保存されます。

そのため、データを消してしまっても、保存されているデータが即削除されるわけではなく、プラッタ上に残っており、管理領域の情報でデータを読み込めば復旧できる可能性はあります。

データ復旧はなぜ可能なのか
その仕組みについて詳しく見る

修理との違いは？

データ復旧は記録媒体内のデータを復旧させること、PC修理は機器を正常に動かせる状態にすることです。

データ復旧はPCの修理とは異なり、機器が回復するわけではありません。多くのケースでは、正常な機器にするためHDDは新しく交換されて返ってきます。

そのため、修理を依頼した際には、もとあったデータが復旧されるということは、高確率で「ない」と思っておく方が良いでしょう。

データ復旧と修理の違いとは？

自分でできる？

HDDの復旧は、自分でできる場合はあります。ただし成功率が高いとは言えません。

「論理障害」と「物理障害」があるHDD障害ですが、「論理障害」の場合だと、障害が軽度であれば自分で復旧できる可能性はあります。「物理障害」の場合だと、HDDが物理的に壊れているため、自分の力では不可能だと思っておいた方が良いでしょう。

たとえばファイルシステムが破損している場合だと、HDD本体はおかしくなっていないので、障害箇所を修復することでデータ復旧は可能です。

データ復旧は自分でできる？

費用相場は？

データ復旧の費用は、「論理障害」と「物理障害」の障害の種類、および「軽度」「中度」「重度」といった「障害の程度」によって決まります。物理障害の軽度は4万円～、論理障害の軽度は3万円～が、費用の相場となっています。

データ復旧を依頼した際の
相場はどれくらい？

どのくらいかかる？

データ復旧は、基本的に注文を受けてから作業を始めます。期間の目安としては、10日間程度をみておくのが良いでしょう。障害の度合いでみると、軽度なら1～3日程度、重度なら1～2週間程度が一般的ですが、1ヶ月～2ヶ月ほどかかることもあります。

データ復旧にはどれくらいの期間がかかる？

どこに依頼すればよいの？

データについてのトラブルに直面すると、どこに復旧を依頼したらいいのかを悩む人は多いでしょう。主に「メーカー」「家電量販店」「データ復旧専門業者」に依頼することが一般的です。それぞれの違いと、選び方について解説しています。

データ復旧を依頼する
おすすめの依頼先とは？

日本データ復旧協会（DRAJ）とは？

日本データ復旧協会とは、データ復旧に関する業者とのトラブルや課題を解決すること、顧客に対して正しい情報を提供することなどを目的とする協会です。業界の健全化における取り組みを行っており、所属している会社はデータ復旧に関する高い信頼性があると言われています。

日本データ復旧協会
について詳しく見る

取得するデータ復旧業者が多いISO27001認証とは

ISO27001とは、情報セキュリティマネジメントシステムにおける国際規格のことです。データ復旧業者には、ISO27001認証を取得している企業が多いのですが、その理由はISO27001がどのようなものかを知ることで理解できます。またデータ復旧を依頼する業者選びで、ISO27001の有無が指標にできるため参考にしてみてください。

取得するデータ復旧業者が多いISO27001認証
について詳しく見る

暗号化されたデータでも復旧できる？

データ復旧をしたいケースの中には、データが暗号化されたものである可能性もあります。暗号化されたデータの復旧時には注意しなければならない点がいくつかあります。こちらのページでは、データの暗号化とはどのようなものなのか、復旧時にあらかじめ注意しておきたい点などについてまとめています。

暗号化されたデータでも復旧できる？
について詳しく見る

データ復旧サービスにおけるトラブルとは？

データ復旧サービスを利用した時に、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。高額料金を請求されたり、HDDの故障が悪化したり、HDD内に保存してあったデータが漏洩したりと、さまざまなケースが考えられます。このようなトラブルを避けるためには、焦らずに信頼できる業者かどうかを見極めることが大切です。

データ復旧サービスにおけるトラブルとは？
について詳しく見る

データ復旧のリスクとは

データ復旧サービスを利用する場合、データが流出したり、データ復旧ができなくなってしまったりといった、さまざまなリスクが考えられます。そのほか、データが見られてしまうのでは、と不安になっている方もいるかもしれません。重要なのは「信頼できる業者を選ぶ」ということであるといえるでしょう。

データ復旧のリスクとは
について詳しく見る