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HDDから異音がする

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HDDから異音がする場合の原因や対策、注意点を解説します。このようなトラブルの原因を把握し、トラブルが起きた際には迅速に対応ができるようにしましょう。

HDDから異音がする状況とは？

HDDから聞こえる音の中には、正常に動作している場合の音と、異常が発生している可能性がある場合に発する音があります。

例えば、「ジージー」とか「カリカリ」という音の場合は、HDDが読み書きする際に生じる音で何の問題もありません。同様に冷却「ブーン」というような冷却ファンが動作する音も問題はありません。

一方で「カチカチ」とか「キュルキュル」といった音がしている場合は要注意です。磁気ヘッドの故障や、データ消失に繋がる恐れのある故障の疑いがあります。

HDDから異音がする原因

HDDから発生する異音はさまざまです。同じく原因もさまざまありますが、異音がした場合はHDDそのものが機械的に壊れている可能性があります。

原因を大きく2つに分類すると①「HDD内の部品に異常が発生し、HDD内の部品が故障したことによって誤作動を起こしている」、あるいは記録面と接触してしまっているなど、部品の異常からくるもの。

②部品以外に異常が発生したケース。「HDDのデータを記録するセクター部分に異常が発生していたり、ファームウェアの破損によって磁気ヘッドが正常に制御できなくなっていたりする」という原因から起こるものです。

HDDから異音がする場合の対処方法

HDDから異音が聞こえるなど、「おかしい」と思った時点でまずは通電を止めましょう。HDD内部で起こっている障害の、さらなる悪化を防ぐことが重要です。

HDDに異音などの異常を感じた時、「とりあえずバックアップを取っておこう」「データ復旧ソフトで復旧できるかも」と考えるでしょう。

しかし、HDDの状態によってはバックアップを取ろうとすることで負荷が生じてしまい、データの読み込みもバックアップも取れなくなってしまう恐れがありますので、注意が必要です。

HDDから異音がする場合にやってはいけないこと

異音がし始めたHDDは、ほとんどの場合内部で不具合が生じています。

原因がはっきりしない状態でHDDを通電させると、磁気ヘッド部分やディスクを傷つけるなどして、データ復旧が不可能になることもあります。そのため、HDDから異音がした場合は、まず通電を止めることが重要です。

また、「治せるかもしれない」とHDDを開封しようとする人もいるかもしれませんが、HDDは精密機器で取り扱いは特殊なため、絶対に開封しないようにしましょう。

異音が発生するHDDドライブのデータ復旧は、難易度が非常に高いとされています。このことからも、安い、早い、といったお得感などで選ばずに、しっかり信頼できるデータ復旧会社に依頼するようにしましょう。

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